丹精込めたサツキ華やか 高松で愛好家展示
2025年5月24日
愛好家が丹精込めて育てたサツキを展示する「香南さつき展」が23日、高松市香南町の香南歴史民俗郷土館で始まった。白やピンクなど色とりどりの花が会場を華やかに彩り、来場者を魅了している＝写真＝。25日まで。
同展は、市内外の愛好家でつくる香南さつき会（岡内義樹会長）が毎年開催。47回目の今回は、会員10人が持ち寄った力作80点を展示している。
会場には樹高1メートルを超える大作から、愛らしい小さな鉢植えまで、会員が手間暇かけて育てた盆栽がずらり。大小さまざまなサツキとギボウシなどの山野草を一緒に配した席飾りも並び、訪れた人たちは写真に収めるなどしながらじっくりと観賞していた。
観覧無料。開催時間は午前9時から午後5時まで（最終日は同3時まで）。会期中、サツキの苗木を各日先着100人に無料で配布するほか、サツキや山野草の即売会、会員による園芸相談も行っている。