サツキ盆栽、色鮮やか 品種多彩、80点ずらり 高松
2024年5月25日
愛好家が丹精込めて育てたサツキを展示する「香南さつき展」が24日、香川県高松市香南町の香南歴史民俗郷土館で始まった。白や赤、ピンクなど色とりどりの花が会場を鮮やかに彩り、来場者を楽しませている。26日まで。
同展は、香南さつき会(岡内義樹会長)が毎年開催。46回目の今回は、会員12人が持ち寄った力作約80点を展示している。
会場には、単色のものから、1本の木に複数色の花が咲いたもの、八重咲きの品種などさまざまなサツキがずらり。幅約1・4メートル、樹高約90センチ、幹回り約80センチの大作のほか、約1センチ角の鉢に配した盆栽を取り入れた遊び心あふれる席飾りも並び、訪れた人たちが熱心に見入っていた。
開催時間は午前9時から午後5時まで(26日は同3時まで)。会期中、サツキの苗木を各日先着100人に無料で配布する。サツキや山野草の即売会、会員による園芸相談も行っている。