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奥深い盆栽の魅力感じて 高松でイベント

2021年10月24日

 高松市特産の盆栽をPRするイベント「高松盆栽の郷フェスタ2021」(県農協主催)が23日、同市国分寺町の「高松盆栽の郷」で始まった。盆栽の展示即売のほか、地元の盆栽生産者が講師を務めるワークショップも開かれ、訪れた愛好家らは好みの盆栽を熱心に見定めていた。24日まで。

展示即売している盆栽を見定める愛好家=高松市国分寺町、高松盆栽の郷

 同フェスタは、県農協と国分寺地区、鬼無地区の生産者計約60人らが盆栽を広く知ってもらうために昨年から開催している。

 会場では、黒松や五葉松などの松盆栽をはじめ、カエデ、サツキなどの雑木盆栽を1万点以上展示。ワークショップでは、生産者が黒松の剪定(せんてい)方法などを参加者に伝授していた。

 ワークショップに参加したさぬき市津田、無職片山章さん(73)は「家でも盆栽を育てているが、基本的なことを一から学べて良かった。展示即売でもいろいろな種類の盆栽を見られて楽しい」と話していた。

 開催時間は午前9時から午後4時まで。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一部のイベントや展示は事前に収録したものをホームページで配信している。アドレスは〈https://takamatsu-bonsai.jp〉。