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鉢の中の”小世界”、愛好家らが品定め 高松盆栽の郷フェスタ 11月8日まで

2020年10月30日

 高松市特産の盆栽をPRするイベント「高松盆栽の郷フェスタ2020」(香川県農協など主催)が、同市国分寺町の「高松盆栽の郷」で始まった。盆栽の展示即売のほか、地元の盆栽作家によるデモンストレーションが行われ、会場の模様などがインターネットで生配信された。会期は11月8日まで、土・日曜のみの開催。

高松市特産の盆栽をPRする「高松盆栽の郷フェスタ2020」=高松市国分寺町

 同フェスタは、新型コロナウイルスの影響で、毎年鬼無・国分寺両地区で開催している盆栽のPR行事が相次いで中止になったことを受けて企画。24日に始まり、感染拡大防止のため、オンライン中心のイベントとして開催している。

 会場には、黒松や錦松、五葉松などの松盆栽をはじめ、サツキ、カエデなどの雑木盆栽を1万点以上展示。千円ほどから、数十万円もの高価な品も取りそろえており、訪れた愛好家らはじっくりと品定めしていた。

 また、盆栽生産者によるデモンストレーション(午後1時から)では、地元の生産者がせん定や針金掛けなどの手入れのこつを説明しながら、プロならでは技術や知識を披露している。

 開催時間は午前9時から午後4時まで。ホームページは〈https://takamatsu-bonsai.jp〉。問い合わせは高松盆栽の郷〈087(874)2795〉。