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盆栽や丸亀うちわ… 訪日客に四国の特産品PR 東京で展示会

2019年3月19日

 四国4県の伝統的工芸品などの魅力を訪日外国人らにアピールしようと、四国経済産業局は14日、東京・目黒区のホテルで展示会を開いた。会場に並んだ松盆栽や丸亀うちわなどの造形美や色合いが、ホテル利用者らの視線を引き付けていた。

 展示会は同局が推進する「ふるさと名物の開発・販路開拓支援」の一環で、初めて実施。「世界中を四国のトリコに」をテーマに展示品を厳選し、外国人富裕層の宿泊が多いデザイナーズホテル「CLASKA」を会場に選んだ。

 会場になったギャラリースペースには、四国4県の9社から約60種類の伝統工芸品がずらり。香川からは、革製の手袋(屋島工房・高松市)、松盆栽(高松大学)、丸亀うちわ(OIKAZE・丸亀市)が出展された。訪れた外国人宿泊客らは担当者に「どうやって松をこの形にするのか」「うちわも手袋も仕上げが丁寧。すべて手作業なのか」などと質問していた。

 また、旅行先として検討してもらえるよう、瀬戸内海の島々や夕焼けなどの景観美をパネルや映像で紹介したほか、四国の食材をまとめたパンフレットなどを配布した。