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全国のバイヤーが小規模事業者訪問 高松、販路開拓へ

2019年1月19日

 全国のセレクトショップやインテリア関係などのバイヤーが香川県内の小規模事業者を訪ね、商品の特色を聞く企業訪問が18日、高松市内であった。参加した18人は事業主に直接質問するなどして、各商品の魅力について認識を深めた。

盆栽の生産者を訪ね、熱心に特徴や育て方などを聞くバイヤーたち=高松市鬼無町

 企業訪問は、高松商工会議所が実施する販路開拓支援「GROW UPプログラム」の一環。同プログラムは、十分な商品PRまで手が回らず、見本市の出展だけでは成約につながらない小規模事業者の販路開拓をサポートしようと、昨年12月からスタート。商談会の対策セミナーや企業訪問の開催などを通じて支援している。

 この日は同市鬼無町の盆栽の生産現場など、五つの事業者を訪問。盆栽が香川の地場産品と初めて知ったバイヤーも多く、写真に撮ったり、育て方を聞いたりして熱心に情報を集めていた。

 仙台市の小売業者は「香川の面白いものを知ることができて手応えを感じている。日本古来のものを若い人にどうアピールしていくかを考えていきたい」と話していた。

キーワード:バイヤー 企業訪問