サツキ色鮮やかに 愛好家自慢の100点 丸亀
2018年5月26日
丸亀市の市花・サツキの盆栽を集めた「丸亀さつき展」が25日、同市大手町の市生涯学習センターで始まった。白や赤、ピンク色などの花をつけた愛好家自慢の約100点を展示し、園芸ファンらの関心を集めている。27日まで。
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同展は栽培技術の向上や花き振興などを目的に、市内の愛好家らでつくる丸亀さつき愛好会が毎年開いている。45回目の今年は、気温が高く、開花が平年より1週間から10日ほど早かったことから、会員37人が遅咲きを中心に大鉢や飾り棚に飾った小品盆栽などを出品した。
最高賞の農林水産大臣賞に輝いた土居一博さん(84)=同市飯野町=の作品は四方に伸びた根の張りが力強く、全体のバランスの良さも評価を受けた。土居さんは「最高の賞をもらえてうれしい。苦労して育てたかいがあった」と喜んだ。
このほか、枝ぶりやコケの見栄え、花の咲きぶりが良いものなど丹精込めた力作を紹介。流木を活用して小品を巧みに飾った作品もあり、来場者が足を止めて観賞していた。