盆栽の魅力発信 BONSAI大使に大里さん
2018年1月16日
高松市は15日、特産品・松盆栽など高松の魅力発信に取り組む「たか松BONSAI大使」に、オリジナルダンス・盆栽たいそうのミュージックビデオ(MV)に出演している市内の子役タレント・大里菜桜さん(10)を委嘱した。イベントなどでPR活動を展開する。大里さんは「多くの人に高松の良さを知ってもらえるよう頑張ります」と元気よく宣言した。
市は、鬼無・国分寺両地区の松盆栽生産量が全国シェアの8割を占めていることから、盆栽を活用したシティープロモーションにつなげようと大使を新設。高松盆栽のPRに取り組む団体「盆人プロジェクト」の宣伝部長で、ガールズユニット「ボンクラ」のメンバーとしても活躍する大里さんを任命した。任期は小学校卒業まで。
市役所であった委嘱式で市長は「世界的なPRをしてくれると期待しています」と話し、委嘱状や松の板で作った特製の任命状と名刺を贈った。松盆栽をイメージしたおなじみの髪形で訪れた大里さんは「高松が大好きなので、大勢の人に盆栽の魅力や山がきれいなことなどを伝えたい」と笑顔で話した。