盆栽の魅力をPR 高松、鬼無・国分寺でフェス
2017年10月21日
高松市特産の盆栽をPRする「きなし盆栽植木まつり」と「グリーンフェスタ国分寺」が20日、同市鬼無町と国分寺町の両会場で開幕した。お目当ての品を買い求めようと、県内外から詰め掛けた愛好家らでにぎわっている。22日まで。
松盆栽の約8割の生産量を誇る鬼無・国分寺地区の魅力を効果的にアピールするため、2年連続で同時開催とした。
きなし盆栽植木まつりは同市鬼無町の県鬼無植木盆栽センターで開かれ、盆栽や植木、花木など約500種、約2万点を市価より3割ほど安く販売。地元の栽培農家が丹精した名品の紹介コーナーや針金かけ教室などもあり、来場者はじっくりと品定めしながらお気に入りの一鉢を選び、生産者から手入れの仕方や管理のこつを教わっていた。
一方、同市国分寺町の橘ノ丘総合運動公園で始まったグリーンフェスタ国分寺では、今年の国風盆栽展で最高賞の国風賞を受賞した作品のほか、県内外の愛好家らが手塩にかけて育てた作品約60点を展示。会期中は香川大盆栽ガールズによるコケ玉教室なども開かれる。