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「やしまーる」で、高松の逸品販売 第1弾は庵治石製品など

2024年4月20日

 香川県高松市屋島東町の屋島山上交流拠点施設「やしまーる」は、高松の逸品を販売する「SELECT840」を始めた。第1弾は庵治石製品、香川漆器、高松盆栽の3種類。同館が厳選したお薦めの特産品が並び、高松の歴史や魅力をアピールしている。

屋島山上交流拠点施設が販売している特産品=香川県高松市屋島東町
屋島山上交流拠点施設が販売している特産品=香川県高松市屋島東町

 観光客や訪日客が増える中、高松らしい土産物を用意し、地場産品の振興やにぎわい創出を図ろうと企画した。

 庵治石製品は、蒼島(高松市牟礼町)が「AJI PROJECT」のブランド名で扱う本立てやコースターなどを販売。香川漆器は、中田漆木(同市松島町)が香川大生と共にデザインを開発した漆塗りの竹箸「URUSHIRU」、一和堂工芸(同市屋島東町)が打ち上げ花火の玉皮に漆を施した器「hanabi」などで、高松盆栽は神高福松園(同市鬼無町)が手がける黒松や五葉松、錦松を用意した。

 価格帯は5千~2万円程度。今後も高松の良い物をセレクトして順次販売する予定。同館は「高松で刻んだ良き思い出を胸に、普段から使ってもらえれば」としている。