手間暇かけたサツキ鮮やか 高松・香南で展示会
2022年5月28日
愛好家が丹精込めて育てたサツキを展示する「香南さつき展」が27日、高松市香南町の香南歴史民俗郷土館で始まった。白や赤、ピンクなどの色鮮やかな花が会場を彩り、来場者を楽しませている。29日まで。
同展は、香南さつき会(岡内義樹会長)が開催。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開いた今回は、会員12人が持ち寄った自信作80点を紹介している。
会場には、樹高1メートルを超える大作から、愛らしい小さな鉢植えまで、手間暇かけて育てた盆栽がずらり。単色のものから、1本の木に複数色の花が咲いたものなど、大小さまざまな品種に加え、ギボウシやユキノシタなどの山野草と一緒に配した席飾りも並び、訪れた市民らが熱心に見入っている。
開催時間は午前9時から午後5時まで(最終日は同3時まで)。会期中、サツキの苗木を各日先着100人に無料で配布する。サツキや山野草の即売会、会員による園芸相談も行っている。