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こけ玉作り挑戦 高松で小学生 特産の盆栽楽しく学ぶ

2020年11月16日

 香川の地場産業の魅力に子どもたちが触れる「ふるさと体験ツアー」が14日、高松市内などであった。参加した小学生たちは、黒松のこけ玉作りに挑戦するなど、高松市特産の盆栽について楽しく学んだ。

 香川の魅力を発見し、古里をもっと好きになってもらおうと、明治百年記念県青少年基金と県が2009年度から開催。今回は、県内各地の小学4~6年生8人が参加した。

 高松市国分寺町の「高松盆栽の郷」では、黒松やモミジのこけ玉作りを体験。子どもたちは、盆栽農家からアドバイスを受けながら、根の部分を土で覆って球状にした後、周囲にこけを貼り付け、手のひらサイズのこけ玉を完成させた。水やりの仕方など育て方も熱心に質問した。

 参加した女子児童は「高松の特産品の盆栽について学習する良い機会になった。こけ玉は大切に育てたい」と話した。

 一行はこの日、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館も訪れ、作品を鑑賞。それぞれがお気に入りの作品を選ぶなどして芸術に触れた。