盆栽新商品コンテスト 「箱盆」(日和制作所)が最優秀
高松市特産の盆栽の魅力を発信する新たな土産物の発掘を目指す「盆栽新商品コンテスト」の入賞商品4点が決まり、日和制作所(高松市)の「箱盆」が最優秀賞の知事賞に輝いた。入賞商品は、4月1日に高松市国分寺町にオープンする「高松盆栽の郷(さと)」拠点施設で販売し、盆栽のPRにつなげる。
コンテストは、盆栽の認知度向上などを目指そうと、盆栽の生産者で組織する県盆栽生産振興協議会が実施。県内企業や団体から17商品の応募があり、1月15日~2月28日に行ったウェブサイトでの投票で得票の多かった上位7点を選出。協議会の委員らによる最終選考で入賞4点を決めた。
箱盆は、松葉や梅の花、鳥などの形をした和三盆の干菓子。食べるだけでなく、木の幹を描いた付属の紙の上に干菓子を並べて盆景作りも楽しめる。日和制作所の泉田志穂代表は「盆栽の楽しさや美しさを伝えられるよう工夫した。今後も高松盆栽の魅力を広められる商品を作りたい」とコメントした。
その他の入賞商品は次の通り。
高松市長賞 御菓子処湊屋「さぬき松ぼうろ」▽審査委員特別賞 盆人プロジェクト「香りぼん」、IVY TAMAI玉井禎晋「癒zenモダン盆栽」