サツキ色鮮やかに 高松でも展示会
2018年5月26日
愛好家が心を込めて育てたサツキを展示する「香南さつき展」が25日、高松市香南町の香南歴史民俗郷土館で始まった。白やピンクなど色鮮やかな花が会場を彩り、来場者を楽しませている。27日まで。
香南さつき会(岡内義樹会長)が毎年開いており、今年で40回目。会員13人が持ち寄った自信作約60点を展示している。
会場には、樹高1メートルを超える大作から、愛らしい小さな鉢植えまで、手間暇かけて育てた盆栽がずらり。さらに、独自に交配させてできた種子から育てた珍しい花のほか、ギボウシやフウチソウなどの山野草と一緒に配した席飾りも並んでおり、訪れた人が熱心に見入っていた。
会期中、サツキの苗木を各日先着100人に無料で配布する。サツキの即売会も開いており、40回の節目にちなみ、40万円の盆栽や40円の苗などを取り扱っている。