鬼無小「盆栽たいそう」練習 1、2年生運動会に向け 特産を国内外にPRへ
高松市鬼無町の鬼無小学校(松岡貴之校長)の1、2年生約110人が、地域の特産品の松盆栽をテーマにしたダンス「盆栽たいそう」の練習に励んでいる。20日に開かれる同校の運動会で披露する予定で、本番に向けて児童たちの練習にも熱がこもっている。
盆栽たいそうは、鬼無・国分寺両地区の特産の高松盆栽を国内外にPRしようと、地元出身のデザイナーや映像クリエイターらでつくる団体「盆人プロジェクト」が昨年8月に制作。盆栽の種類や手入れ作業などを歌詞に盛り込み、明るく親しみやすい曲調で、振り付けも子どもが踊りやすいようになっている。
9日に体育館であった練習には、盆人プロジェクトの中でイベントなどに参加してPR活動を行っているユニット「ボンクラ」のメンバー・五葉松レナさんが参加。児童たちは、五葉松さんから踊り方のこつなどを教わり、一生懸命に練習に励んだ。
五葉松さんから盆栽形のサンバイザーのプレゼントもあり、運動会では1、2年生全員がサンバイザーをかぶって踊る予定。松岡校長は「踊りを通して、盆栽の里・鬼無の魅力を伝えられたら」と話している。