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盆栽の里:盆栽園のご案内

盆栽文化をはぐくむ高松の素顔。香川県の豊かな自然とまちの魅力を紹介します。

松田清松園(まつだせいしょうえん) 手入販売

園の風景
園の風景

園紹介

盆栽どころ鬼無のほぼ中心に園を構える。棚場は、黒松、五葉松が約3割ずつ、雑木が2割、サツキが1割ほどの割合になっている。

園の大きい特徴は、先代から続く米国を中心とした海外輸出。ビジネスとしては輸出が7割以上の比重を占めている。そのため、取り扱い品種は多種にわたり、松柏類が多い近隣の盆栽園とは雰囲気を異にしている。

園内の一部では、輸出用の五葉松をネットのハウスの中で育てている。松くい虫が入らないようにするためだ。イワシデ、シンパク、ウメモドキなど雑木も並んでいる。ハウスの外では、ヨーロッパ向けの盆栽も、相手国の要望を聞きながら、丁寧に培養している。

また、丹精するサツキの精度の高さも目を引く。盆栽作家の作風を競う日本盆栽作風展には毎年のように出展、第33回同展では、サツキ盆栽の最高賞である「日本花いっぱい協会賞」に輝いたこともあるほどだ。

高松高専を卒業後、英国に語学留学、帰国後は地元香川大学農学部に編入した知性派で、盆栽に対する造詣も深い。研究熱心さも人一倍。得意の英語を駆使して外国へも積極的に出かけ、最近の海外の盆栽事情にも詳しい。もちろん、外国人の来園も大歓迎である。

園主一言

盆栽は園芸の中でも自然美を表現するという特異な分野。海外でも多くの愛好家が日本の盆栽を羨望のまなざしで見ています。もっと多くの日本人が盆栽に興味を持ち、誇れる「生きた芸術」を認識してほしいと思います。

盆栽園情報・マップ

所在地香川県高松市鬼無町佐藤166-2
お問い合わせTEL:087‐881‐2947 FAX:087‐881‐0105
園主松田三男(まつだみつお)
1972年3月24日生まれ
松田清松園4代目園主