ほうきだち【帚立】 主にケヤキに見られる樹形で、根元から真っすぐ立ち上がり、途中から四方に枝を伸ばして半円形の樹冠をしている、ちょうど上向きにした帚のような形のものをいう。帚立を作るには幹の途中から均等に枝分かれさせた上で、子枝、孫枝に至るまで均一に細かく枝分かれさせなければならないので、まめな芽摘みで新しい芽を増やしてやったり、毎年の植え替えで根を整理して無駄に根を強くさせないことなど、念入りな管理と手入れが必要となってくる。