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用語事典

盆栽関連の用語を網羅。読み方や意味が検索できます。

としょう【杜松】

学名:Juniperus rigida
科名:ヒノキ科
和名:ネズ
英名:Needle Juniper
木の特徴:ネズミを刺すほど鋭く細い葉が特徴。雌雄異花で春に開花し、紫黒色の種子は漢方薬の杜松子になる。日本では山地や丘陵地、花崗岩地の日当りの良いところに見られ、庭木の生け垣のほか建築などに使われる。盆栽では直幹に作られることが多い。丈夫で育てやすく、ジンやシャリ作りにも挑戦しやすい樹種である。水を好む性質があるので、土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から水が抜けるまでたっぷり与える。特に夏は水切れしないよう注意したい。乾燥するとアカダニなどの害虫がつくこともあるが、その際は葉水をかけると効果的。比較的寒さに弱い木なので、冬は作業を控えて寒風の当たらない暖かい場所に移すとよい。
鑑賞期:周年

キーワード:樹種