みどりつみ【ミドリ摘み】 まだ葉の開いていない新芽を摘む作業で、一般的にクロマツやアカマツ、ゴヨウマツなどに対して春先に行う作業。これらのマツは毎年樹勢によって枝先に1本から数本の新芽(ミドリ)をつけるが、そのままにしておくと枝が伸びるだけでなく、車枝(忌み枝のひとつで一か所から何本も放射状に出た枝)ができてしまう。従って不要な芽を摘み取ることで、枝数や枝の伸びを調整し、樹勢のバランスを整えてやる。