ぶんじんぎ【文人木】 樹形のひとつで、細い幹にわずかに味わいのある曲がつき、枝葉が少なく、無駄なものが削ぎ落とされた自然の姿でありながら、詩情や画趣を汲み取ることのできる情緒豊かな作りの樹をさす。元々は文人好みの樹形というところからこう呼ばれる。文人木は人気が高いが細幹のまま長い年月生育させなければならず、数が少ないのが現状。アカマツやゴヨウマツが代表的な樹種。