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用語事典

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はやけ【葉灼け】

夏から秋の初めにかけて現れやすい現象で、根から吸収した水分が葉までまわらず、葉先が枯れ、葉が褐色や黄色になってしまうこと。葉灼けが起こってしまった葉は元には戻らない。水切れが直接的な原因だが、樹の吸水能力と蒸散作用のバランスが崩れることによって、葉の組織に障害が起こって症状となって現れる。十分な水やりはもちろん、夏場の異常な蒸散を抑えるため、寒冷紗やヨシズを用いて直射日光から保護するのも予防に効果的である。ブナ、モミジ、ヒメシャラ、ソロなどは葉灼けしやすいので要注意。

キーワード:現象