MENU

盆栽の里:盆栽園のご案内

盆栽文化をはぐくむ高松の素顔。香川県の豊かな自然とまちの魅力を紹介します。

神高福松園(かんだかふくしょうえん) 手入販売

園の風景
園の風景

園紹介

 県道30号から香川県鬼無植木盆栽センターに至る盆栽通りの中ほどに園を構えている。園に入ると、樹高125センチ、幅250センチの黒松の巨木盆栽が迎えてくれる。同園のシンボルツリーで、樹齢は推定で200年を超えている。中国、台湾などの顧客に好まれるそうだ。植え替えは5年に1度くらい、リフトを使って行っているという。

 盆栽通りに面しているだけに、顧客以外にもふらっと立ち寄る人も多いが、もちろん大歓迎だ。園には、黒松、五葉松、錦松が小品から大型まで6対3対1の割合で展示されている。自園での卸、小売りが中心で、役所や料亭への貸し盆栽や貸し植木も行っている。貸し盆栽は10日に1回程度交換し、客は水やりもしないでよいシステムにしているとか。3代目の毅さん(36)も貸し盆栽や貸し植木で頑張っている。

 2004年から09年秋まで、香川県鬼無植木盆栽センターの組合長を務めるなど、200年以上の歴史を持つ鬼無盆栽の先頭に立ち伝統を守ってきた。穏やかな人柄で人望は厚い。地元鬼無小学校へも10年以上盆栽を教えに出向いており、児童たちに「盆栽のおじさん」と親しまれている。「子どもたちの中から、一人でも盆栽の後継者が生まれてくれたら…」と優しく見守っている。

園主一言

 鬼無の盆栽は200年以上の伝統があります。心癒やされる鬼無のまちを楽しく散策してみませんか。

盆栽園情報・マップ

所在地香川県高松市鬼無町山口418-3
お問い合わせTEL/FAX:087-881-3812
園主神高國廣(かんだか・くにひろ)
1942年10月29日生まれ

神高福松園2代目園主