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第11回アジア太平洋盆栽水石大会(ASPAC)

大会は、皆さまの絶大なるご支援とご協力により、盛会のうちに終了致しました。
ご参加いただいた皆さま、またお力添えを賜った関係各位の皆さま、ありがとうございました。

お礼状

2011年12月15日

 寒さがひとしお身にしみるころとなりました。皆さまにおかれましてはご健勝でお過ごしのことと存じます。

 去る十一月十八日から開催いたしましたアジア太平洋盆栽水石高松大会は、二十八の国と地域から九百七十四名の愛好者の参加のもと、無事終了することができました。

 今回の開催は、日本で初めての開催で全ての準備が手探り状態の上、東日本大震災の影響や大会名誉実行委員長岩﨑大藏氏の急逝など予期せぬ出来事が起こりましたが、貴台をはじめ多くの皆さま方から温かいご支援とお力添えを賜り、初期の目的を達成し、閉会することができました。心から御礼を申し上げます。

 また、何かと不行き届きの点もあったことと存じますが、お許しを賜りたいと存じます。
大会初日と二日目は、生憎の天候となりましたが、海外からの参加者からは、日本の優れた盆栽と水石の作品展示やデモンストレーターの卓越した技に絶賛の声をいただきました。三日目からは幸いにも天候が回復し、一般の鑑賞者が多数会場に詰め掛け、盆栽と水石の美に感嘆の声をあげておられたのが印象的でした。

 期間中の来場者は、約七万六千人で当初の予想を大きく上回ることができました。
今回の大会では、盆栽と水石を通じた国際的な文化交流と産業の振興が主目的でありましたが、欧米やアジア諸国からの参加者相互の交流とあわせ一般市民に盆栽と水石への関心が高められたことは意義深いものであったと存じております。

 次回開催地は、中国・江蘇省金壇市に決定しました。

 今後におきましては、今大会で出会った海外諸国の方々との交流をさらに深め、微力ながら盆栽界発展のため寄与してまいる所存でございますので、何卒倍旧のご指導とご鞭撻を賜りますよう謹んでお願いを申しあげます。

 末筆ながら、アジア太平洋盆栽水石大会の更なる発展と皆さま方のご健勝とご多幸を心から祈念いたしましてお礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。

   平成二十三年十二月吉日

アジア太平洋盆栽水石高松大会
大会会長 小西 幸彦ほか一同

キーワード:お礼