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盆栽主義

鉢の中の小宇宙・盆栽の魅力に迫る地元四国新聞の連載記事

ASPAC準備本格化 チラシやイベントでPR

2010年8月29日

 来年11月18日から21日まで4日間開催する第11回アジア太平洋盆栽水石高松大会(ASPAC)に向けて、準備が本格化している。同大会高松実行委員会(小西幸彦委員長)では、国内外向けの案内チラシを作成、各地の盆栽展などで配布を予定している。

準備に余念のない事務局
準備に余念のない事務局

公式サイト開設

 同実行委員会は高松市鬼無町のJAコミュニティーセンター2階に事務局を開設、委員たちが詰めて、大会の周知、参加申し込み、宿泊予約など、多岐にわたる準備を進めている。当面は今年10月22日から24日に行うプレASPAC「匠フェスタ」の準備に余念がない。

 委員会では、登録受け付けやオプショナルツアー、ホテル案内などを盛り込んだ公式サイトhttp://www.aspac-takamatsu.jp/を開設した。

 プレASPACは、開催中の瀬戸内国際芸術祭の連携事業で、サンポート高松で行う。香川特産の漆器や庵治石とともに盆栽を展示、盆栽作家によるデモンストレーションもある。会場では、大会関係者たちがASPACへの来場を呼び掛ける。

大観展にブースも

 今後は、プレASPACを皮切りに、11月には1年前告知を行う。委員たちは、大観展(京都)や国風展(東京)にも足を運び、今回作成した日本語版と英語版のチラシを配布するなど、国内外の盆栽水石愛好家たちにASPAC高松開催を周知する。大観展では、同実行委員会のブースも出す予定にしている。

ASPACを周知するチラシ
ASPACを周知するチラシ

 また、地元での開催機運を盛り上げるため、本番までに「アスパックだより」を数回発行し、高松市鬼無町、国分寺町の全戸に配布することにしている。

 小西委員長は「盆栽の本場高松で開催する国際的イベントはぜひ成功させたい。そのため、海外も含めて積極的に情報を流していきたい」と話している。

抱負を語る小西委員長
抱負を語る小西委員長

(ライター・羽野茂雄)