ぎせいし【犠牲枝】 樹形を考えれば将来不要になるが、樹が生長するまで故意に伸ばしておく枝。例えば幹を太らせたい場合、不要になる枝をそのまま付けておくと樹全体が太く成長する。ただし長い間付けたままにしておくと、切除後の傷跡が大きく目立つので、目的の太さに達したら切り取るのが望ましい。また段階的に、第一の犠牲枝、第二の犠牲枝と切り替えることもある。