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用語事典

盆栽関連の用語を網羅。読み方や意味が検索できます。

あかだまつち【赤玉土】

盆栽用土の一種。富士山の噴火による火山灰土で、関東地方を中心に分布。黒土層の下にある赤土が堆積団結したものを、乾燥して砕き粒土に加工して作られる。砂や粘土を含まないものが最良とされる。神奈川県相模原地方のものは特に良質。昭和初期には赤土、赤ポカなどと言い、各地方で身近なものを用いていたが、輸送が容易で全国的に広まり、玉土として区別するようになった。各粒に稜角を持つ多孔質で、水持ちや空気の流通に優れているので、水はけをよくするために鉢底に入れて使用。ほとんどの盆栽で多用される主流の盆栽用土で、少量の砂などを混入して使うことが多い。

キーワード:道具