やけこむ【灼け込む】 太い枝を切った後や何かの障害で太い枝が枯れた時などに、傷跡の部分から根に向けて幹が枯れ込んでいく状態を指す。松柏盆栽でもこうした状態が起きることがあるが、ザクロやサツキなど雑木盆栽に多い症状。幹が灼けるのは、その樹にとって致命的な欠陥となってしまうので、太枝を切る場合などは灼けないように、すぐ下に枝がある箇所で太枝を切除するとよい。ちなみにこのすぐ下の枝のことを「灼け止めの枝」という。