やくえだ【役枝】 樹形の特徴を作るのに必要な枝。樹形を引き立て品位とハズミをつける枝のこと。役枝は主枝とは限らず、主枝を引き立てほかの枝を生かす枝の場合もある。一の枝、差し枝ばかりでなく、食いつき枝なども役枝になり得る。特に若い樹の培養過程では、こうした「役枝」を決め、ひと枝ごとの役割を明確にしながら樹形作りを行いたい。