ひばい【肥培】 樹に肥料などの養分を人為的に補給して栽培すること。天然の土壌中には植物の生育に必要な栄養分が豊富にあるが、必ずしも根が吸収できる化学形態ではないため、より根が吸収しやすい形態の人工肥料を与える必要がある。人工肥料には固体(灌水によって溶け、土にしみ込む)、液体(原液のものが多く、薄めて散布する)、また土壌中の栄養分を樹が吸収しやすい形態に化学変化させる土壌活性剤など、現在では様々な種類が開発されている。