はがり【葉刈り】/HD動画あり
葉の葉柄だけを残してハサミなどで切り取る作業。春の新芽が固まった後の5月中旬から6月中旬にかけて行うことが多い。樹の全体を刈る「全部刈り」と勢いの強いところだけをきる「部分刈り」がある。大きくなってしまった葉を切り取り、生え変わらせることで葉を小さくするほか、切り取った葉の葉柄が落ちた後に小枝ができたりするため、主に葉もの盆栽や冬の小枝の繊細さを楽しむ樹種などの樹勢を整えるために行う。このほか葉刈りによって葉の出る時期を調節することでより美しい紅葉を楽しむこともできる。葉刈り後に出た葉は葉肉が薄く弱いため、うどんこ病などにかかりやすくなるので、早めの予防が必要。