盆栽主義 鉢の中の小宇宙・盆栽の魅力に迫る地元四国新聞の連載記事

大観展を見て レベルの高さ"桁外れ"

2009年2月 4日

 香川県農協国分寺支店盆栽部会の皆さんと、11月22日から26日まで京都市勧業館みやこめっせで開かれた第27回日本盆栽大観展の初日を視察した。

盆栽展の西の雄

 毎年2月に東京上野で開催される国風盆栽展が盆栽展の最高峰とされるのに対し、日本盆栽大観展は西日本を代表するものである。

 来年で82回を迎える国風展に比べると大観展の歴史は新しいが、盆栽の質や出展数は国風展にも劣らない。愛好者が見やすいように陳列の方法を毎年工夫しているのも大観展の特徴である。

 盆栽部会の平松清会長は「今年は昨年より展示場が明るくなり、すっきりした。仕切りのついたても高くなり、見やすくなった。売店の商品の並べ方も平面からひな壇にして、買いやすくしている。グリーンフェスタにも取り入れたい」と感心していた。

5度目の出展

 グリーンフェスタ国分寺で上位入賞常連の観音寺市大野原町、矢野勇さん(77)は、今年5回目の出展をした。過去の大観展でも日本盆栽協会賞を受けているが、全国レベルの高さを絶賛する。

 「やっぱり、けっこいわ。幹の割れも桁(けた)が違う。ええもんは100年はかかるな。賞に入っとるのは、味わいがある」と話していた。

第27回日本盆栽大観展で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞したシンパク
第27回日本盆栽大観展で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞したシンパク

県人の売店も人気

 売店でひときわにぎわうコーナーに、高松市鬼無町の神高松寿園の神高恵二さんと同市国分寺町の平松春松園の平松国昭さん、浩二さん父子の店が軒を連ねていた。

 平松さんは第1回から27年連続、神高さんは第2回から26年連続出店の常連である。すでに全国にファンができ、なじみの客から声がかかっていた。

 平松さんは「最近は小品がよく売れるようになった。ここで知ったファンが国分寺まで来てくれる」と喜んでいる。神高さんは「最初は売店に展示品クラスの素晴らしい木が並んでいて圧倒された。ここに来ると刺激があっていい勉強になる」と話した。

神高恵二さんと平松国昭さん、浩二さん父子(右から)=京都市勧業館
神高恵二さんと平松国昭さん、浩二さん父子(右から)=京都市勧業館

(ライター・羽野茂雄)

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